スマートメータとは?

スマート電力量メータ

使用電力量の計測においては、海外ではすでに電子化された次世代型のスマートメーターの導入が進んでいますが、国内でも、全家庭にスマートメーターの導入が義務付けられ、2025年には全家庭に導入完了を目標に、2015年7月から全電力会社にて導入が開始されています。

このスマートメーターは、従来の1ヶ月ごとの電気の使用量の計測に対し、“Aルート”という情報伝達手段で、自動的に30分ごとの使用量が計測できるようになること、また、スマートメーターに装備された“Bルート”という情報伝達手段にて、スマートメーターが計測している電気の使用状況を家庭でも取得することができるようになり、家庭内でも自ら、電気を効率的に使用できるようになりました。

この“Bルート”という情報伝達手段に、ECHONET Lite 規格が採用されています。

スマート電力量メータとHEMSを利用してエネルギーの見える化を行うためには、エコーネットコンソーシアムが定めるAIF認証(従来SMA認証)を取得したHEMS機器の準備と各電力会社への申込みが必要となります。

なお、AIF認証を取得したHEMS機器は、ご自身で準備してください。
また、スマート電力量メータを活用した見える化サービスのお申し込みは、各電力会社に問い合わせください。

スマート電力量メータのAIF仕様適合性認証(SMA認証)

エコーネットコンソーシアムでは、スマート電力量メータと(H)EMSコントローラの相互接続性をより確かなものにするために、スマート電力量メータ・(H)EMSコントローラ間アプリケーション通信インタフェース仕様として、スマート電力量メータが計測した使用電力量などのデータを、(H)EMSコントローラが取得するといった機能を実現する通信仕様を規定しました。

スマート電力量メータのAIF仕様適合性認証(SMA認証:Smart Meter Application I/F認証)は、この仕様に適合した製品であることを示すものであり、認証試験仕様に基づき公正な第三者機関である認定試験機関が、認証対象の実機に対して試験を実施、その結果を基に認定認証機関が仕様適合性を審査します。

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