活動概要

2017年度事業報告

創立20年の節目を迎え、2017年12月に記念シンポジウムを開催、慶應義塾大学村井教授の特別講演を始め、経済産業省情報経済課 松田課長からご祝辞をいただくほか、慶應義塾大学梅嶋特任准教授のモデレータによるパネルディスカッションなど多くの方にご登壇いただき、コンソーシアムのこれまでの活動の振り返りと今後の展開に向けた議論を行うことができた。

2017年度、当コンソーシアムでは、従来からのECHONET Lite規格の拡充と関連書類・ツール等の整備活動を行うとともに、ECHONET LiteおよびECHONET Lite AIFの普及拡大を重点目標として活動を推進した。

国内の普及促進活動では、ハウスメーカ/ホームビルダー等へのECHONET Lite普及に向け、JEMA、住団連のメンバーと連携し、IoT住宅の普及のためのユースケース検討を行うとともに、3団体連携による小冊子「住まいの性能図鑑」を作成、また、住宅メーカ担当者を対象に説明会を開催した。

海外への普及促進活動では、慶應義塾大学との共同研究として、アジア地域でのECHONET Lite人材育成の実現に向け、2018年度の教育プログラム実施のためのテキスト開発を行った。国際標準化活動としては、2017年4月にIEC TC100に提案していた機器オブジェクト詳細仕様(Release G)が、国際標準化「IEC62394 Ed.3」として発行された。また、経済産業省標準化国プロを受託した神奈川工科大学と協力して、ECHONET Lite AIF仕様の国際標準化に向けた活動を開始した。AIF仕様に関連した資料の英訳を進め、タイ、マレーシアへのAIF仕様PRを実施し、AIF仕様の国際標準化に向けISO/IEC JTC1 SC25 WG1会合でのプレ提案を行った。

ECHONET Lite AIF認証制度の対応として、照明システムおよび拡張照明システムに関する仕様の新規策定を行い、燃料電池、電気自動車充放電器/電気自動車充電器、および瞬間式給湯器の規格改訂を行うとともに、機器オブジェクト詳細規定の新規バージョンRelease Jの作成を完了した。また、WebAPI検討WGを新設し、IoT対応したECHONET Lite機器をベースにサービス・アプリケーション開発者や事業者が使いやすいAPIの検討を開始した。その他、神奈川工科大学との共同開催によるENEX2017/Smart Energy Japan2017(大阪)、 ENEX2018/Smart Energy Japan2018(東京)への出展、および彩の国ビジネスアリーナ2018への出展を実施し、コンソーシアムの活動状況を紹介した。

2018年度事業計画

2018年5月に実施したECHONET Lite対応製品の普及状況調査では、ECHONET Lite認証済み製品で累計1740万台が出荷されており、2024年には国内全世帯に設置が予定されている低圧スマート電力量メータの普及と合わせて、ECHONET Lite製品は家庭へ着実に広がっている。また、2016年4月に開始したAIF認証制度も2017年度には261件が登録され、2018年度ZEH補助金の要件に明記されたことから、今後AIF認証済み製品が市場に拡大していくと期待している。

ECHONET Lite規格およびAIF仕様がIoTの基盤技術としての地位を高め、ホームネットワークをベースにしたサービスが人々の生活をより豊かにする社会の実現に向け、普及委員会の下に戦略構築WGを設置し、コンソーシアム活動が次の段階にアップするための検討を開始する。本WGの検討に基づく活動に重点をおいて推進するとともに、従来からの国内外普及活動および規格の新規策定・改訂作業、今後のIoT対応のための技術検討を継続して実施していく。

国内普及施策としては、HEMS市場を牽引する(一社)住宅生産団体連合会及び、(一社)日本電機工業会との共同WGを通してハウスメーカ及び、地方ハウスビルダーや工務店、住宅設計事業者を対象にECHONET Liteを活用したZEH、スマートハウスのプロモーション活動を推進する。

海外普及施策については、昨年度開始した慶應義塾大学との共同研究を継続し、アジアでのECHONET Liteの人材育成のための教育プログラム実現に向けて活動を推進する。そのほか、経済産業省標準化国プロを基に、神奈川工科大学と協力してAIF仕様の国際標準化および海外普及促進に向けた活動を推進する。また、IEC等国際標準化団体における活動を継続して行う。

昨年度から開始したWebAPI検討WGでは、基本機能をまとめたガイドラインの作成、それをベースにしたサーバの試作を行い、会員への公開を目指す。

この他にECHONET Lite規格の普及と、ホームネットワーク、IoT市場の拡大に向けて、政府や国内外業界団体、会員企業からの協力要請に対するサポートを行うとともに、上記具体的な活動の実行と、永続的な運営基盤を構築するために当会の組織・運営体制の強化を継続的に行っていく。

2018年度活動スケジュール

  • 2018年  4月ECHONET機器オブジェクト追加・提案募集
    ECHONET Lite対応製品出荷状況調査
  • 5月 
  • 6月第5回定時社員総会(6月12日)
    第9回フォーラム(6月26日)
  • 7月第1回プラグフェスト(東京 7月3、4日)
  • 8月 
  • 9月 
  • 10月ECHONET機器オブジェクト追加・提案募集
    CEATEC JAPAN 2018(10月16日~19日)
  • 11月 
  • 12月エコーネットコンソーシアムシンポジウム・懇親会(12月上旬予定)
  • 2019年 1月ENEX2019/Smart Energy Japan2019出展(1月30~2月1日)
  • 2月第2回プラグフェスト(東京 予定)
    第10回フォーラム(東京 予定)
  • 3月 
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