さらに海外への普及も。

エコーネットライトは、標準化と教育・研究を両輪とした国際連携も実施。

ECHONET Lite規格の主要の部分である「ECHONET Lite通信ミドルウェア」と「機器オブジェクト詳細規定」は、2015年にISO/IEC14543-4-3およびIEC62394として国際標準規格に認定されました。2016年からは認証制度が発足し、同時にマレーシアやタイなどのASEAN諸国を中心にECHONET Liteの研究開発・地域拠点が稼働しています。

ECHONET Lite規格の海外展開

エコーネットコンソーシアムの活動概要と組織

エコーネットコンソーシアムでは、ECHONET Lite規格を中心に、ホームネットワークに接続される様々な設備やセンサー類の接続規格の充実、ECHONET Lite規格対応機器の製品化の支援、関連業界との連係を深めECHONET LiteをベースにしたIoT住宅の普及促進や中小ビル・店舗への展開などの活動を進めています。

エコーネットコンソーシアムは、シャープ株式会社、東京電力ホールディングス株式会社、株式会社東芝、日本電信電話株式会社、パナソニック株式会社、株式会社日立製作所、三菱電機株式会社(五十音順)の幹事会員はじめ、家電・電気・電子業界、エネルギー業界、住宅業界、IT業界、大学・研究分野などの三百数十社の会員にて運営しています。

エコーネットコンソーシアムが策定した規格は既に国際標準規格と認定されていますが、これから策定する規格も国際標準規格に提案していくとともに、海外で広く採用されるよう研究開発や地域拠点との連係を深めてまいります。

一般会員数の推移