MRAは、「APPENDIX ECHONET 機器オブジェクト詳細規定」の内容を JSON formatで記述したデータファイルです。対応機器はリリースノートを参照してください。MRAはJSONデータで提供されますが、この内容をWebブラウザで閲覧するためのツール(MRAViewer)が神奈川工科大学(KAIT)殿より提供されています。なお、ECHONET Lite Web APIのDevice Descriptions (DD)はMRA を利⽤して作成されていますが、これにはMRAからDDを自動生成することができる北陸先端科学技術大学院大学(JAIST)殿提供のツール(eDataModelsGen)を利用しています。
MRAデータ Version 1.3.0 (JSON) [zip圧縮] | MRA_v1.3.0.zip [zip 192KB] |
リリースノート Version 1.3.0 (PDF版) | MRA_releasenote_jp_v1.3.0.pdf [PDF 199KB] |
ガイドブック Version 1.2.0 (PDF版) | MRA_guidebook_jp_v1.2.0.pdf [PDF 308KB] |
MRAViewer <KAIT殿開発> | GitHubリンク先 |
MRA2DD変換ツール (eDataModelsGen) <JAIST殿開発> |
GitHubリンク先 |
「APPENDIX ECHONET 機器オブジェクト詳細規定」は、機器毎に規定されたクラスのプロパティ構成に関する詳細仕様として定義されています。機器やコントローラなどで動作するプログラムを実装するためには、PDF形式で公開されている同仕様書から必要な機器仕様部を開発者が抽出して読み解き、ECHONET Lite通信スタック上に該当コマンドの内容を展開してコーディングするなど、手動での開発スタイルが一般的です。この場合、プロパティ表に記載された値を目で追いながら必要なコードを書き起こすため、工数がかかるだけでなくミスが発生しやすい状況が生じます。このような状況を避けるために、機器オブジェクト仕様の内容を手で書き起こすのではなく電子的に扱うのに適した形式を提供し活用することで、より効率的なコーディング環境を構築することができます。
MRAデータは、DDを更新するタイミングで更新する予定です。皆様からコメントや各種フィードバックなど幅広いご意見を頂きつつ、より使いやすく利用価値の高いデータに進展させていきます。
本MRAは、KAIT、JAIST、エコーネットコンソーシアムの共同研究の一環として開発されたものです。MRAの開発全般に渡って、KAIT一色教授およびJAIST丹副学長をはじめとする研究員の方々に多くのご支援を賜りました。深く感謝いたします。