エコーネットとは?

エコーネットとは?

エコーネットとはスマートハウスを実現する通信プロトコルです。現在、家庭内でもWiFi規格などの無線ネットワークが簡単に活用できる中、スマートフォンやコントローラから、家にあるエアコン、照明などを制御したいとか、電力の無駄遣いを抑えるために家の電気代を把握したいとかいう要望が増えています。
このように省エネ、快適、安全・安心な生活を実現するためには、どのメーカーの機器でも共通に理解できる約束(通信プロトコル)が必要で、その役割を果たすのがエコーネットです。
特にエコーネットライト(ECHONET Lite)規格は急速に普及したインターネットに対応し、エコーネット規格より簡単で使いやすさを重視した通信プロトコルになっています。
エコーネットライト規格はすでに100を超える種類の機器に対応し、今後全世帯に設置されるスマート電力量メータにおいても採用されています。

エコーネットコンソーシアムの果たす役割

日本も世界も、CO2削減、医療費の削減、バリアフリーや安全な社会づくりなどいくつもの大きな課題を抱えています。そのために産業部門や家庭部門では、いろいろな対策を打ってきていますが、各々が個別に講じているだけではその効果も限界に近づきつつあります。 今後さらに効果的に解決していくためには、家庭全体、地域全体で総合的なシステム構築を行う必要があります。これらを早期に実現するために生まれた次世代設備系ネットワークが「ECHONET」です。

現在日本では、1997年に制定された京都議定書にて、目標設定されたCO2排出量の削減目標(2008年から2012年において1990年比6%削減)の達成は、難しいどころか、CO2の排出量が更に増大し、6%を大幅に超える削減が必要となっています。

中でも、ビルや家庭を含む民生部門の排出量が、2010年度では1973年比の2.5倍に増大しており、家庭部門における対策が急務となっています。更に、政府は、2020年までに、1990年比25%削減するとの目標が掲げるとともに、CO2削減の効果が高い太陽光発電設備を2020年までに約2,800万kW(現状の20倍)の導入目標が設定されています。

しかしながら、太陽光発電の大量導入は、家庭で消費しきれずに配電系統に流れ込むことで配電線の電圧上昇等が発生し、高品質かつ安定した電力供給に支障が発生することが懸念され、この対策としてスマートグリッドという新しい概念のもと、技術開発が進んでいます。一方、家庭では、一層の省エネルギー化を図るとともに、太陽光発電にて発電したエネルギーを家庭に設置された設備で効率よく利用するというスマートハウスという概念が構築され、配電系統側と家庭での需給バランスを保つことで電力の安定供給をも図っていくことが必要となっています。

最終エネルギー消費の推移

資源エネルギー庁:総合エネルギー統計

また、少子高齢化が一層進み、2025年には、65歳以上の世帯が38%に達するとの報告があります。75歳以上の世帯は20%、5軒に1件は、75歳以上のお年寄りの世帯ということです。従って、高齢者の健康管理、安心して生活できるようにするための生活支援が一層、重要となっています。

エコーネットコンソーシアムでは、これらの課題の解決に向けて、規格の改善、国家事業への積極的な取り組み、更には、ホームネットワークのグローバルな展開に向けた活動を推進しています。

高齢者世帯の推移

(注)全世帯に対する高齢者世帯の割合38%(2025年)
国立社会保障・人口問題研究所:日本の世帯数の将来
推計(全国推計)2008年3月

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