エコーネットとは?

エコーネットとは?

エコーネットとは、スマートホームを実現する通信プロトコルです。最近では家庭内でもWiFiなどの無線ネットワークが簡単に利用できるため、スマートフォンやコントローラを使い、エアコンや照明などの制御や電力の無駄遣いを抑えるための電気代の把握に対する要望が増えています。

このように省エネ、快適、安全・安心な生活を実現するためには、どのメーカーの機器でも共通に理解できる約束(通信プロトコル)が必要で、その役割を果たすのがエコーネットです。

エコーネットが定めた「ECHONET Lite規格」は、2012年2月に経済産業省が設置したスマートハウス標準化検討会においてHEMSにおけるの公知な標準インターフェースとして推奨されています。
また、「ECHONET Lite規格」は、中小ビルや店舗、拡大が期待されるIoTサービスなど適用範囲が広がっています。

ECHONET紹介(8分)

スマートホームを取り巻く環境の変化

日本のエネルギー消費は、2004年度をピークに減少傾向にあります。これは、製造業を中心に省エネルギー化が進むとともに省エネルギー製品の開発も盛んになり、エネルギー消費を抑制しながら経済成長を果たしてきたことによります。

しかしながら、石油ショック当時の1973年度から2018年度までの部門別の動向を見ると、製造業を中心に省エネルギー化が進んだ企業・事業所部門は微増(1.0倍)で推移したものの、家庭部門が大きく増加(1.9倍)した結果、消費全体に占める家庭部門の割合が8.9%から14.0%へと大きくなっています。

出典:経済産業省 資源エネルギー庁 エネルギー白書2020

近年では、東日本大震災後の電力需給の逼迫やエネルギー価格の不安定化などを受け、家庭部門における省エネルギーの重要性が再認識されています。加えて、2015年7月に策定された長期エネルギー需給見通し(エネルギーミックス)では、石油危機後並のエネルギー効率改善(35%程度)を見通しとして示しており、その実現のためには住宅そのものの省エネルギー化が不可欠となっています。

一方、太陽光発電は、その導入促進施策により2013年以降月平均約64万kWのペースで拡大し、2030年には約14,000万kWに達すると予測されています。その結果、事業所や家庭の需要を超過した発電量が配電系統に流れ込んで電圧上昇を引き起こすことにより、高品質かつ安定した電力供給が損なわれる可能性が出てきました。これを防ぐために、太陽光発電の発電量を抑制する技術開発を推進するとともに、電気自動車や蓄電池、ヒートポンプ給湯機などエネルギーを蓄積できる設備の導入を進め、「電気を創る」だけでなく、「電気を貯める」「電気を効率的に使う」ことも求められるようになってきています。


Feature

ページの先頭へ