エコーネットコンソーシアムは、第三者認証体制を構築することでECHONET Lite規格の相互接続性の向上を推進しています。
ここではエコーネットコンソーシアムが運営している認証制度についてご紹介します。
会員の方は、会員専用ページの認証制度の説明も併せてご参照ください。
市場には、2023年度までに1億4,981万台のECHONET Lite規格を搭載した製品が出荷されています。これらの製品を組み合わせてホームネットワークを構築し、省エネサービスやホームセキュリティサービスなど、様々なサービスを実現することができます。
エコーネットコンソーシアムでは、利用者が安心してホームネットワークを構築できるように、それぞれの製品がECHOET Lite規格やECHONET Lite AIF仕様に正しく適合していることを証明する認証制度を定めています。
エコーネットコンソーシアムが定める認証制度には、「ECHONET Lite 規格適合性認証制度」と「アプリケーション通信インターフェース仕様適合性認証制度(以下、AIF仕様認証制度)」の2つがあります。
ECHONET Lite規格適合性認証制度は、申請者自身が「ECHONET Lite機器認証試験仕様書」に基づいて認証対象機器が「ECHONET Lite 規格」および「ECHONET機器オブジェクト詳細規定」に適合していることを試験し確認した上で、その試験結果をエコーネットコンソーシアムが認定した認定認証機関に提出し、認証を申請します。認定認証機関は、申請された試験結果を元に適合または不適合の判定を行い、適合した場合にECHONET Lite規格認証登録証を付与します。
AIF仕様認証制度は、エコーネットコンソーシアムが認定した認定試験機関が「AIF仕様の認証試験仕様書」に基づいて認証対象機器を試験した上で、その試験結果を認定認証機関に提出します。認定認証機関は、認証対象機器がECHONET Lite 規格適合性認証を取得済であることを確認した後、認定試験機関の試験結果を元に適合または不適合の判定を行い、適合した場合にAIF仕様認証登録証を付与します。なお、スマート電力量メータのAIF仕様認証を取得する場合は、ECHONET Lite 規格適合性認証を取得するための試験を認定試験機関で実施する必要があります。
エコーネットコンソーシアムが認定した認定認証機関および認定試験機関は、コンソーシアムのホームページで確認して下さい。
https://echonet.jp/ninsyo_kikan/
ECHONET Lite規格適合性認証、AIF仕様認証を取得した製品は、エコーネットコンソーシアムのホームページに掲載されています。