去る10月15日(火)から18日(金)、幕張メッセ(千葉市美浜区)にて開催されたCEATEC2019に出展しましたのでご報告いたします。
今年の出展の狙いは、「サービス事業者へのアプローチ強化」として、ECHONET規格が、Socity5.0のさまざまなサービスの実現に向けて、最も使いやすい規格である事、また、ECHONET Lite機器を用いて様々なサービスの事業者様、また関連機器メーカー様も参入可能となる世界観をご紹介しました。
展示ブースには、約400名の方に来場いただき、内140名の方には、アンケート調査にご協力いただきました。
デモシステムでは、エアコンを使ったエネルギーマネージメント、血圧計の測定データを模擬したヘルスケア、家庭の家電機器を対象とした機器リモートメンテナンス、玄関や窓の施錠を対象としたセキュリティなど、エコーネットコンソーシアムが開発を進めているWeb APIを適用することでこれらのサービスが実現できることを紹介し、多くの方々にWeb APIに関心を持っていただきました。
Web APIによるサービス提供を実現するために考慮すべ き観点や参考事例についてまとめた「ECHONET Lite Web API ガイドライン」すでに当コンソーシアムのHPにて公開しておりますが、その更新版を来年1月にリリース予定で開発を進めており、更新版に基づく実験クラウドを来年春には、エコーネットコンソーシアムの会員向けに提供を予定しておりますので、ご期待ください。
スマートX 特別展示エリアに設けられたラウンジシアターでは、エコーネットコンソーシアムの取組み状況、出展ブースのデモンストレーションにも適用しているクラウド間連携を可能とするWeb APIの仕組み、累計1000件を超える規格認証取得制度の仕組み、ECHONET Lite規格を採用したシステム例などの紹介講演を行いました。
これにつきましては、11月20日(水)から22日(金)にパシフィコ横浜で開催されるET&IoT Tchnology 2019のカンファレンスにおいて、22日の10:30から12:30の時間帯の「エコーネットコンソーシアムセミナー」でも同様の紹介講演を行いますので、お聞き逃しの方は、こちらにご参加ください。
ラウンジシアターでは、以下の内容で講演を行いました。
講演日 講演者 | 講演タイトル |
10月15日 普及委員会 長沢委員長 | ECHONET2.0 (IoT社会にむけてWeb空間に広がる規格) |
10月16日 WebAPI検討WG 寺本主査 | ECHONET Lite Web API (クラウド間連携に対応するエコーネット規格) |
10月17日 規格認証WG 笹川委員 | ECHONET Lite AIF認証 (機器接続の信頼性を担保する仕組み) |
10月18日 広報WG 駒木委員 | ECHONET Liteの導入事例 (スマートホームやスマートマンションへの展開) |