エコーネットコンソーシアムは、国プロ *の一環として、2022年11月29日から12月1日まで開催された欧州最大のエネルギー関連の展示会であるEnlit Europeに出展しました。
会場はドイツ・フランクフルト市にあるmesse frankfurtで、ICEなど特急列車も停車するフランクフルト中央駅から近郊電車(Sバーン)で2駅のFrankfurt(Main) Messe駅と直結されています。
エコーネットコンソーシアムのブースは、中央のカウンターに置いたノートPCを大型ディスプレイに接続し、神奈川工科大学が開発したエアコン制御システムと家庭用エネルギー管理システムの2つのデモシステムとHEMS認証支援センターのヴァーチャル・ツアーを紹介しました。また、ブース右側の丸テーブルに置いたノートPCで、エコーネットコンソーシアムの紹介動画を繰り返し再生しました。ブースの左右の壁には、ECHONET Liteの概要や普及状況、ECHONET Lite Web APIの紹介、他標準規格との連携を説明するパネルを掲示しました。
訪問客への説明では、例えば、HEMS認証支援センターをヴァーチャル・ツアーによって案内し、訪問客に選んでいただいたエアコンを展示会会場から制御するデモを行いました。これにより、実際の6社のエアコンをリモートでリアルタイムに制御できるというECHONET Liteの特徴を訴求することができました。
ブースの訪問客は欧州を中心に20か国から約40名で、その業種は、スマートメーターメーカー、IoT向けのデータ収集・分析サービス提供業者、電力コンサルタント等でした。いただいた質問は、ECHONET Liteはどういうものか、どのくらい製品が市場に出ているのか、他の類似規格に対する有利な点はどこか、などでした。
*【省04】HEMSに用いられる蓄電池制御方法のECHONET Lite AIF仕様に関する国際標準化